シェアオフィスでもできるセキュリティ対策とは?最適なツールを紹介
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セキュリティ対策ツールとして新たにUTMを導入しようとする際、「アプライアンス型」と「クラウド型」で、どちらを導入するべきか選択をしなければなりません。
それぞれ特徴から料金体系、仕組みも異なるため、どちらを導入するのが適切か迷いませんか?
今回の記事では、それぞれのUTMの種類や特徴、どのように選ぶのが適切かを解説します。
目次
UTMの種類について
UTMには主に2種類あります。
専用機器を設置してPCに導入する「アプライアンス型UTM」と、専用アプリをインストールして導入する「クラウド型UTM」です。
まずは、それぞれの特徴について解説します。
1.アプライアンス型UTM
アプライアンス型のUTMは、拠点ごとに社内ネットワークと外部ネットワークの間に専用機器を設置して運用するUTMです。
専用機器を導入することで、独自の運用が可能になることから、設定によって柔軟なカスタマイズができます。
また、セキュリティ環境を外部に依存することなく運用ができるため、システムダウン時の障害が少なく、トラブル時に強いといった特徴があります。
2.クラウド型UTM
クラウド型のUTMは、ハードウェアの設置を必要とせず、導入するPCに専用アプリをインストールするだけで運用可能なUTMです。
ハードウェアが不要なため、機器設置工事や専用機器を購入するといったことが必要なく、初期設定から運用までをサービス提供会社に任せることができます。
オフィスに限らず自宅やカフェで仕事をする際も、オフィスと同様のセキュリティ対策が可能になることから、リモートワーク等の多様な働き方に適した対策が可能です。
選ぶ際のポイント
UTMのそれぞれの種類が分かったうえで、どのように選ぶべきかを解説します。
・業務PCをどこで利用するか?
・自社管理が必要か?
・PCは何台利用しているか?
それぞれ解説していきます。
・業務PCをどこで利用するか?
オフィス内で完結するのか、自宅やカフェ等の作業が発生するのか、それによってセキュリティの対策範囲が異なるため、どちらでの利用がメインとなるかで選ぶことがポイントです。
オフィス内で完結する→アプライアンス型UTM
自宅やカフェ等での作業が多い→クラウド型UTM
を利用するのが適切であると言えます。
・自社管理が必要か?
自社でセキュリティツールを導入し、管理からポリシー設定までをカスタマイズして運用するかどうかも決め手のポイントになります。
カスタマイズ性を重要視する場合はアプライアンス型UTMの方が適していますが、逆に、自社独自の運用を必要とせず、標準のセキュリティポリシーで運用したい場合はクラウド型UTMが適しています。
・PCは何台利用しているか?
PCの利用台数によって、運用コストが異なる場合があります。
例えばクラウド型UTMの場合だと、PC1台から導入することが可能になります。
そのため、PC数台のみ導入したいといったケースでは、クラウド型UTMを導入する方が安くなる傾向にあります。
アプライアンス型UTMの場合、PC30台以上かつ、オフィスでの利用を想定しているモデルが多いため、利用台数によってはオーバースペックになってしまうことも少なくありません。
月額費用を考慮すると、
・PC10台以上・・・アプライアンス型UTM
・PC10台以下・・・クラウド型UTM
このような目安で選ぶことで、適切な運用コストで導入することができます。
UTM導入の手順
どちらのUTMを利用するか選定したら、次は導入になります。
導入方法は、アプライアンス型UTMとクラウド型UTMでそれぞれ異なります。
1.アプライアンス型UTM
step1:ヒアリング
↓
step2:現地調査
↓
step3:お見積もり
↓
step4:ご契約
↓
step5:設置工事
おおまかにはこのような流れになります。
専用機器を設置するため設置工事が必要になり、およそ数時間程度かかる場合があります。
2.クラウド型UTM
step1:ヒアリング
↓
step2:お見積もり
↓
step3:ご契約
↓
step4:PCにインストール
クラウド型UTMの場合、専用機器が不要なのでオンラインで完結となります。
現地調査や工事がないため、最短即日利用が可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いざセキュリティ対策をしようと思っても、どれを選んでいいのか分からず悩んでしまいますよね。
今回の記事を読んでいただき、少しでも適切なUTM選びの参考になれば幸いです。
また、今回紹介したクラウド型UTMですが、弊社では月額1,500円から導入できる「Cyber Gate-Cloud 」を取り扱っております。
できるだけコストを抑えて、インストールするだけで手軽にUTMを導入をしたいお客様に選んでいただいております。
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