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2024.12.10約90%のウイルス感染がメールから!メールによる危険を避ける方法
企業や個人が日々使用するメール。
しかし、そのメールがウイルスや悪質な攻撃の入り口になっていることをご存じですか?
実は、約90%のウイルス感染は、メールの添付ファイルやリンクをクリックすることが原因で起こっています。
今回は、メールによるセキュリティリスクと、それを避けるための簡単な方法について解説します。
目次
- 1.メールを開くだけで感染することがある
- 2.どんなメールに注意すべきか?
- 3.メールによる攻撃を避けるためにできること
- 4.メールセキュリティを強化するためにできる設定
- 5.万が一ウイルスに感染してしまった場合
- 6.有効な対策としてクラウド型UTMの導入を推奨
- 7.まとめ
1.メールを開くだけで感染することがある
ウイルスやマルウェア(悪意のあるソフトウェア)は、メールに添付されたファイルやリンクから感染することがあります。
例えば、送られてきた添付ファイルを開くだけで、パソコンにウイルスが入り込んでしまうことがあるのです。
2.どんなメールに注意すべきか?
①知らない人からのメール
知らない送信者から来たメールは特に注意が必要です。
差出人が怪しい場合や、メールの内容が不自然な場合は、クリックする前に疑いましょう。
②急いでアクションを求めるメール
「今すぐパスワードを変更してください!」など、急かされるような内容のメールも要注意です。
急いで行動するように仕向けるのは、攻撃者がよく使う手段として使われているためです。
③添付ファイルやリンクを強調するメール
「添付ファイルを確認してください」や「このリンクをクリックして」など、添付ファイルやリンクに誘導するメールも、ウイルス感染を狙ったやり方として頻繁に利用されます。
3.メールによる攻撃を避けるためにできること
メールでのウイルス感染を防ぐためには、いくつかの簡単な対策を取ることが大切です。
次に、具体的な防止方法を見ていきましょう。
①知らない送信者からのメールには慎重に対応
知らない送信者からのメールは、基本的に開かないことがベストです。
もし、重要な内容が送られてきた場合でも、メールを開く前に送信者に確認を取ることで防止することができます。
②添付ファイルやリンクをクリックしない
メールの中に添付ファイルがある場合や、リンクが含まれている場合は、クリックする前に本当に必要なものかを確認しましょう。
特に、怪しいメールに含まれている添付ファイルやリンクには注意を払う必要があります。
③メールの内容に疑問を持つ
メールが急かすような内容だったり、不自然な表現がある場合は慎重に対応しましょう。
メール内のリンクが正しいURLに見えても、微妙に違う場合が多くあります。
その際は、念のため直接ウェブサイトにアクセスして、内容が正しいか確認することをおすすめします。
④ウイルス対策ソフトの利用
最新のウイルス対策ソフトをインストールし、常に最新の状態に保つことも大切です。
最新版を利用するメリットとしては、ウイルスに対する防御率が高まることがあげられます。
結果的に、メールに含まれるウイルスを早期に発見して、感染を防ぐことができます。
4.メールセキュリティを強化するためにできる設定
小規模事業者でも、簡単に実施できるメールセキュリティの強化策があります。
例えば、スパムフィルターを強化することで怪しいメールを自動的に隔離することができます。
また、企業で使用するメールのセキュリティプロトコル(DMARCやSPF)を設定することで、フィッシング攻撃を抑制することも可能です。
小規模事業者におすすめのメールセキュリティ対策
①強力なスパムフィルターの導入
②不審なメールを報告する仕組み
③定期的な社員へのセキュリティ教育
5.万が一ウイルスに感染してしまった場合
万が一ウイルスに感染してしまった場合、もし専任のIT担当者がいない場合は、外部のITサポートやセキュリティ専門の業者に相談することが重要です。
信頼できるITサポートサービスに連絡し、感染拡大を防ぐために指示を仰ぎましょう。
また、感染が疑われるデバイスをインターネットから切り離し、拡散を防ぐことも重要です。
さらに、感染原因となるのはメールだけでなく、外部メディア(USBメモリなど)やウェブサイトの訪問なども含まれます。
従って、ウイルス感染のリスクを完全に減らすためには、総合的な対策が求められます。
6.有効な対策としてクラウド型UTMの導入を推奨
小規模事業者にとって、セキュリティ対策の一つとして「クラウド型UTM(統合脅威管理)」の導入を強くおすすめします。
UTMは、複数のセキュリティ機能を一元的に管理することができ、例えば以下のような機能が含まれています:
URLフィルタリング:危険なウェブサイトへのアクセスを遮断し、悪質なリンクから企業を守ります。
アンチウイルス:ウェブトラフィックやメールに含まれるウイルスを検出・除去し、感染拡大を防ぎます。
侵入検知・防御(IDS/IPS):ネットワークへの不正アクセスをリアルタイムで検出し、迅速に対応します。
これらの機能を通じて、メール以外の感染経路も防ぐことができるため、企業全体のセキュリティを強化することが可能です。
また、通常のUTMは長期リース・PC10台以上の対策・セキュリティ専門スタッフが必要といったサービスが多いですが、弊社提供のクラウド型UTMでしたら、小規模環境に特化しているため導入ネックがかなり低く設計されています。
PC1台から導入でき、月額も1,500円と非常に安価にご提供しております。
なお、セキュリティ対策にどれを選んでいいか分からないといった悩みがございましたら、ぜひ無料相談も承っておりますのでお気軽にご相談ください。
詳しくはこちら:月額1,500円から対策できる「Cyber Gate-Cloud 」
7.まとめ
約90%のウイルス感染はメールから始まりますが、日々の注意と簡単な対策を行うことで、メールによるセキュリティリスクを大幅に減らすことができます。
知らない送信者からのメールを開かないことや、怪しい添付ファイルやリンクをクリックしないことが、ウイルス感染を防ぐ最も効果的な方法です。
さらに、クラウド型UTMを導入することで、総合的にセキュリティを強化でき、万が一のウイルス感染にも迅速に対応できる環境を整えることができます。
これらの基本的な対策を実践し、日常的に安全なメールの使い方を心がけましょう。