クラウド型UTMとは?
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2023.4.17モバイルUTMとは?
モバイルUTMとは、クラウド上の分析エンジンでUTMと同等のセキュリティ機能で防御するモバイルセキュリティです。
現在、PCと同等の情報を取り扱うデバイスとなったスマートフォンにもUTMと同等のセキュリティ機能が必須と言えます。
MDM(Mobile DeviceManagement)との違い
現在、モバイルセキュリティで主流のMDMとモバイルUTMの違いについて解説します。
簡単に説明するとMDMは遠隔ロックやアプリの個別設定などデバイス管理に特化しています。
モバイルUTMは、UTMと同等のセキュリティ機能を兼ね備えているためセキュリティ特化型のサービスと言えます。
更に不正サイトのアクセスや不正アプリのインストールなどを自動で検知、ブロックもしてくれます。
モバイルUTMの特徴
モバイルUTMの最大の特徴は分析エンジンとクラウド連携を行い未知の脅威にも対応できるという部分になります。
UTMにも搭載されてあるアンチウイルスやサンドボックスなどの脅威情報を活用した高度なコード分析を行います。
モバイルUTMの必要性
年々進化するスマートフォンは使い勝手も良く手放せないアイテムとなっています。
現在、そのスマートフォンを標的にしたサイバー攻撃が急増しています。
OSの脆弱性を狙った攻撃は多様化しており従来のセキュリティアプリやデバイス管理アプリでは防ぎきれません。
パソコンを購入したらセキュリティソフトを入れている方がほとんどですが、スマートフォンに対してはセキュリティをかけない方が多くいます。
しかしスマートフォンもパソコン同等の重要な情報を取り扱うためセキュリティ対策が必要と言えます。
テレワークの推進により、モバイル端末の業務利用がより⼀層加速するとともに社内の重要なデータに外部から接続される危険が増加しています。
MDMは、利用するアプリケーションの制限や、紛失時にリモートワイプを行うといったセキュリティ機能は有していますが、多様化した攻撃を防御することはできません。
モバイルUTMは、多様化した攻撃に加え、未知の不正アプリへの対応など多角的な防御を可能にします。
モバイルUTMでの対策イメージ