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2024.9.5小規模ビジネスに最適!クラウド型UTMの月額費用は?
デジタル化が進む現代において、サイバーセキュリティはどの企業にとっても重要な課題です。
しかし、個人事業の方や小規模ビジネスを運営している事業者様だと、費用面がネックでセキュリティ対策をしっかり整えるのが難しいと感じることはありませんか?
実際、中小企業の約3割は、セキュリティ対策に投資できていないという調査結果も出ています。
引用:「2021年度 中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査」報告書についてhttps://www.ipa.go.jp/security/reports/sme/about.html
そこで今回は、パソコン5台未満で運営されている事業者様に特におすすめできる
「クラウド型UTMの月額費用」について詳しく解説します。
クラウド型UTMとは?
まず、クラウド型UTMとは何かを理解することが大切です。
UTMは「統合脅威管理」を意味し、ファイアウォール、アンチウイルス、侵入検知システムなど、複数のセキュリティ機能を一つのプラットフォームで提供するソリューションです。
クラウド型UTMは、このUTM機能をクラウド上で提供するサービスで、特定のハードウェアを必要とせず、インターネット経由でアクセスできます。
クラウド型UTMの主なメリット
1.低コストで導入可能
クラウド型UTMの最大の魅力の一つは、ハードウェアの購入や設置が不要である点です。
従来のアプライアンス型UTMでは、専用の機器を購入し、それを設置するためのスペースや設備が必要でした。
しかし、クラウド型UTMでは、これらの初期投資が不要です。
サービスはインターネット経由で提供されるため、追加のハードウェアや物理的なインフラがなくても、すぐにセキュリティ対策を始めることができます。
また、月額料金で利用できるため、予算の計画がしやすく、費用対効果の高い選択が可能です。
2.拡張性
事業が拡大した際に、それに合わせてセキュリティ対策を柔軟に拡張できるのも、クラウド型UTMの大きな利点です。
例えば、社員が増えたり新たな拠点を開設したりする場合、簡単に追加の機能やライセンス数を増やすことができます。
これにより、ビジネスの拡大に伴うセキュリティニーズの変化にも迅速に対応できるため、将来的な成長を見越した柔軟なセキュリティ対策が実現します。
3.常に最新のセキュリティが保てる
サイバー攻撃の手法は日々進化していますが、クラウド型UTMを利用すれば、最新の脅威に対しても迅速に対応できます。
サービスプロバイダーが定期的にソフトウェアのアップデートを行い、新しい脅威や脆弱性に対処したパッチを提供します。
これにより、自社でセキュリティ対策の更新を手動で行う必要がなく、常に最新の保護を受けられるため、安心して事業に専念できます。
4.管理が簡単
クラウド型UTMは、全ての管理がオンラインで完結するため、管理者の負担が大幅に軽減されることも特徴です。
複数の拠点やリモート勤務の従業員がいる場合でも、一元的にセキュリティを管理できるため、管理の効率化が図れます。
クラウド型UTMの月額費用
小規模ビジネスにおけるクラウド型UTMの選定において、月額費用は重要な要素になります。
ここでは、当社が提供しているクラウド型UTMである「CyberGate-Cloud」の月額費用について説明します。
CyberGate-Cloud(サイバーゲートクラウド)
機能: フィッシング攻撃やマルウェア、ランサムウェアなどのサイバー攻撃から保護します。
月額費用: パソコン1台につき月額1,500円から導入可能です。
特徴: 長期リースではなく、1年単位の更新になっているため、手離れもよく導入ハードルも低いです。
通常、UTMは20~50台の導入を想定したサービスが多く、月額費用もそれにともなって10,000~30,000円程度が平均となっています。
しかし、それは小規模の事業者にとっては大きな負担になってしまうことは間違いありません。
そのため、当社のクラウド型UTMは「パソコン1台」からの導入を想定した設計となっております。
例えば、業務で使用するパソコン5台に導入したいとなった際も、月額7,500円で利用できます。
また、パソコンを1台増やしたいとなった場合でも、クラウド型UTMであれば専用アプリをインストールするだけで導入できてしまうので、柔軟な対応が可能です。
コストの比較と選び方
クラウド型UTMの月額費用は、提供される機能やサポート体制によって異なります。
小規模ビジネスでは、予算に応じたプラン選びが重要です。
以下のポイントを考慮して、最適なサービスを選びましょう。
機能の必要性: どのセキュリティ機能が本当に必要なのかを検討し、過剰な機能を省くことでコストを抑えることができます。
サポート体制: 導入後のサポートが充実しているサービスを選ぶことで、トラブルが発生した際の対応がスムーズになります。
拡張性: ビジネスの成長に合わせてプランを変更できるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
また、当社の「CyberGate-Cloud」は、パソコン5台以下の小規模事業者に特におすすめできますが、それ以上となるとかえってコストが高くなってしまう可能性があります。
そのような観点も考慮して、より最適なセキュリティソフトの導入を検討しましょう。
まとめ
小規模ビジネスにとって、クラウド型UTMはコストを抑えながらも高いセキュリティを提供する優れたソリューションです。
月額費用はサービスによって異なり、機能やサポート体制に応じて選ぶことができます。
自社のニーズと予算をよく検討し、最適なクラウド型UTMサービスを導入することで、安心してビジネスを運営することができるでしょう。
自社の事業に最適なクラウド型UTMを見つけるために、複数のサービスの無料トライアルやデモを利用して比較検討することをおすすめします。