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スループットとは?
一般的に通信の分野でスループットとは、「一定の時間にどれだけデータの転送ができるのか?」つまり通信速度を意味します。
通信速度は、1秒間に送ることのできるデータ量の数値(Mbps)で表します。 当然、数値が高いほど通信速度が速いという事です。 一般的な使用用途であれば30Mbpsあれば快適に通信が行えると言われています。
実効スループット (有効スループット)
実行スループットとは、実際に通信や処理を行ったときの通信速度のことを意味します。
あくまでパッケージに表記されてある数値は、理論上の最大速度(理論スループット)ということです。 接続する機器や使用条件によって実効スループットは変化します。
レイテンシ(遅延時間)について
通信速度は、スループットだけでは決まらず、レイテンシが影響する場合があります。 レイテンシとは、サーバーが処理を行い応答をするまでの時間を意味します。
レイテンシは、pingと呼ばれるコマンドの操作によって測定できます。 pingの数値の単位は、ms(ミリ秒)であり、1,000分の1秒となります。 そのため応答があるまでの時間(ping値)の数値が低ければ低いほど快適な環境と言えます。
レイテンシ(ping値)の目安
検証
実際に、スピードテストを行った結果です。 今回は、Netflix社とUSEN社が提供しているスピードテストを行いました。 いずれもレイテンシ(ping)にも対応している為おすすめです。
テストに使用したデバイスは、Wi-Fiでインターネットに接続した標準的なスペックのノートPCです。 どちらの数値も快適な速度で使えているのが分かります。
結論
パッケージに表記されてある速度は、あくまで理論上の最大速度であり接続する機器のスループット値や通信時に発生する レイテンシの影響をどれだけ受けるかで通信速度が都度変化するということです。